Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 詩編1編1~6節

聖書研究 詩編1編1~6節(新共同訳 旧約p.835)

(1) 主なる神の教えを愛する者(1~3節)

 詩編全体の序文となる詩編1編は〈幸いな人〉に対する描写で始まる。
〈幸いな人〉は、「神に逆らう者の計らいに従って歩まず/罪ある者の道にとどまらず/傲慢な者と共に座らず/主の教えを愛し/その教えを昼も夜も口ずさむ人」(1~2節)である。律法を遵守し、主なる神に従って生きる人は、「流れのほとりに植えられた木」が「ときが巡り来れば実を結び/葉もしおれることがない」のように(3節)、豊かな人生を送ることが出来る。これは主なる神がそのような人に与えられる祝福である。
 一方、〈幸いな人〉が単数形であるのに対し、「神に逆らう者」、「罪ある者」、「傲慢な者」は全て複数形で言及されている。それは主なる神から離れて生きている人間がこの世にどれほど多いかを示している。

(2) 主なる神に逆らう者(4~6節)

「神に逆らう者」の人生の結末が、収穫期に「風に吹き飛ばされるもみ殻」(4節)に喩えられている。主なる神に逆らう人生はこの上なく空しいものである。今私達の目に彼らが栄えているように見えても、やがて状況が逆転するのを見ることになる。
「罪ある者は神に従う人の集いに」入ることが出来ない(5節)。主なる神はご自分に従う者に祝福と勝利をお与えになるが、「神に逆らう者の道は滅びに至る」(6節)。
「神に従う人の道を主は知っていてくださる」(6節)ということは、苦難の中にあっても私達に希望と喜びを与える。これこそ神の民がこの世で信仰によって生きていける理由である。