Soli Deo Gloria

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書のメッセージ ダニエル書2章44節

聖書のメッセージ ダニエル書2章44節(新共同訳 旧約p.1383)

 ネブカドネツァルというバビロンの王が何度夢を見て、不安になり、眠れなくなりました(1節)。王は自分が見た夢の意味を知りたいと思いました(3節)。それに対し、ダニエルが王の夢を解き明かしました。それもただ解き明かしたのではありません。王がどのような夢を見たのかを教えてもらうこともなく解き明かしました。そのことによって、王はダニエルの前にひれ伏しました。
 では、ダニエルは王にどのような解き明かしをしたのでしょうか。彼は王に語りました。「バビロンは今黄金のように輝き、栄えています。しかし、いつかは滅び、他の国に取って代わられる時が来ます。そして、その国もやがては衰え、他の国に滅ぼされる時が来ます。しかし、他の国に取って代わられることなく、永遠に続く国があります」と。そして、それこそが主なる神の興される国、神の国であるとダニエルは言います。
 ダニエルは天と地を支配される主なる神への信仰に立ち続けていました。だからこそ、自分の国を滅ぼしたバビロンの王を前にしても、彼よりも大いなる方がいるとはっきり語ることが出来ました。そして、主なる神もそのようなダニエルのまっすぐな信仰に応えて下さいました。
 その後、主なる神はイエス・キリストをこの世界に送って下さいました。イエス・キリストは全世界の王、王の中の王であられます。イエス・キリストが全世界を治めるのを妨げることが出来た国はありません。歴史の中で多くの国々が教会を迫害しました。多くのクリスチャンがイエス・キリストを信じることをやめなかったために殺されました。日本も例外ではありません。しかし、どれほど強く大きな国も神の国を滅ぼすことは出来ませんでした。逆に神の国は世界中に広がっていきました。
 イエス・キリストが全世界の王であられるというのは、本当に嬉しいことです。日本では8月に広島と長崎に原爆が落とされたことを覚えて式典が行われます。また、15日は終戦記念日です。戦争は多くの人の命を奪い、町を破壊します。愛する人を奪われたことに対する悲しみと憎しみを生み出します。にもかかわらず、国と国の戦争、民族と民族の殺し合いは終わることなく、今日まで続いています。
 そのような戦争が世界からなくなるのはいつでしょうか。聖書は次のように語っています。「主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。彼らは剣を打ち直して鋤とし/槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず/もはや戦うことを学ばない」(イザヤ書2章4節)。平和の君であられるイエス・キリストを主と信じる人が増え、この世界に神の国が拡がっていくことによって、戦争は減っていき、最後にはなくなります。全ての国の人がイエス・キリストを王の王、主の主と仰ぐようになり、皆が思いを一つにして礼拝する日が必ずやって来ることを信じ、これからも主なる神を礼拝し、聖書の言葉に従って歩んでいきましょう。

祈り
 愛する天の父よ、ダニエルは、自分の国を滅ぼした王を前にしても、あなたが王の王、主の主であられること、あなたが興される御国はどの国にも滅ぼされることなく、永遠に続くことを言い表しました。私達もあなたが全世界の主であられることを告白し、あなたにお仕えする者とならせて下さい。御国の王であられる主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。