Soli Deo Gloria

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書の黙想と適用 民数記3章14~39節

聖書の黙想と適用 民数記3章14~39節(新共同訳 旧約pp.214-215)

(1) レビ人の人口調査(14~16節)

 レビ人以外の部族では、「兵役に就くことのできる二十歳以上の者」(1章3節)を調べて、戸籍登録が行われた。しかし、レビ人に関しては、主なる神は「家系に従って、氏族ごとに登録し、生後一か月以上のすべての男子を登録」(14節)するようモーセに命じられた(14節)。レビ人の戸籍登録は、戦争ではなく、彼らをイスラエルの「すべての初子の身代わりとする」(12節)ことを目的としていたからである。生後1か月以上の男子は、たとえ幕屋における奉仕が出来なくても、イスラエルを代表し、イスラエルが主なる神のものであることを表す大切な存在であった(13節)。

(2) レビ人の氏族とその務め(17~39節)

 主なる神に仕える働きにも秩序と組織が必要である。レビの子はゲルション、ケハト、メラリである(17節)。主なる神は各氏族が宿営する場所と任務について語られた。
 ゲルションの氏族は、「生後一か月以上のすべての男子で登録された者の数」が7500人で(22節)、「幕屋の裏手、すなわち西側」(23節)に宿営した。ケハトの氏族は、「生後一か月以上のすべての男子の数」が8300人で(28節)、「幕屋の脇、すなわち南側」(29節)に宿営した。メラリの氏族は、「生後一か月以上のすべての男子で登録された者の数」は6200人で(34節)、「幕屋の脇、すなわち北側」(35節)に宿営した。そして、その氏族に属する家(21節、27節、33節)、任命された「氏族の家系の代表者」(24節、30節、35節)と共に、彼らに命じられた務めが夫々記されている。
 そして、「幕屋の前、つまり、臨在の幕屋の東側の正面」には、「モーセおよびアロンとその子ら」が宿営した(38節)。また、「祭司アロンの子エルアザル」が、レビ人全体の「代表」となり、「聖所を守る者らを監督」した(32節)。
 このような宿営の配置は、イスラエルが主なる神を中心とし、レビ人が主なる神への礼拝に関わる務めを担い、モーセとアロンが先頭に立って民を導くという共同体のあり方をよく表している。神の民は一人一人役割と任務が異なる。メラリの氏族に与えられた「幕屋の壁板、横木、柱、台座、すべての祭具およびそれにかかわる仕事」(36節)、「庭の周囲の柱とその台座、杭、綱」(37節)に関する任務は、ゲルションの氏族に任せられた幕屋に関わる仕事(25~26節)、ケハトの氏族に任せられた聖所の警護、契約の箱や聖なる祭具に関わる仕事に比べて(31節)、補助的・周辺的な働きに見えるが、それらも全て主なる神から命じられた必要不可欠な務めであった。
 主なる神は、完全なご計画によって私達の任務を配分され、また各自の位置を指定される。そして、私達が共同体における自分の位置をしっかりと知り、秩序をもって働くことを願われる。他の人と自分を比べず、一致し、協力し合って、キリストの体である教会を建て上げていかなければならない。