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Soli Deo Gloria

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書の黙想と適用 民数記4章34~49節

聖書の黙想と適用 民数記4章34~49節(新共同訳 旧約p.218)

(1) レビ人の人口調査(34~45節)

 モーセとアロンと共同体の指導者は(34節)、先に「生後一か月以上のレビ人の男子の総数」を調べたが(3章39節)、臨在の幕屋での奉仕や聖なる祭具を運ぶ奉仕を担うことの出来るレビ人の数をはっきりさせておく必要があった。そこで「臨在の幕屋で作業に従事することのできる三十歳以上五十歳以下」(35節、39節、43節)のレビ人の数を調査した。ケハトの氏族は2750人(36節)、ゲルションの氏族が2630人(40節)、メラリの氏族が3200人であった(44節)。
 レビ人自体が、イスラエルの人々の中で主なる神によって聖別された存在であるが(2章47~48節、3章12~13節)、その中でも主なる神への奉仕に直接関わることの出来る資格として年齢による制限が設けられた。また、氏族によって担当する職務も違っていた。神の民は皆主なる神の僕であるが、誰が何をしてもいいわけではない。主なる神の働きをきちんと遂行するためには、年齢、知識、霊性、人格といった準備が整っていることが必要である。また、共同体の秩序を保つために、役割分担を明確にし、他の人と互いに協力し合って進めていかなければならない。そして、何よりも主なる神の言葉を基準とすることが求められる。

(2) 主なる神の命令に従うレビ人(46~49節)

 人口調査の結果、「臨在の幕屋で作業を行い、運搬の作業をすることのできる三十歳以上五十歳以下の者」(47節)として登録されたレビ人の総数は8580人であった(48節)。レビ人は、イスラエルの民が宿営している時には祭司を助け、移動している時には聖なるものを運搬する務めを担った。その際、モーセは徹底して主なる神に従い、レビ人は「モーセを通してなされた主の命令」に従った(49節)。民数記では「主が命じられたとおり」という言葉が繰り返し出てくる(1章54節、2章34節、3章51節)。神の民は主なる神の御心に従わなければならない。主なる神が命じられた通りに従うことが最善の生き方である。
 私達にも主なる神から割り当てられた働きがある。神の民の一員として「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして」(申命記6章5節、ルカによる福音書10章27節)主なる神に礼拝を献げ、生活を通して主なる神に仕え、自分に与えられた荷を負い、神の国を広げるという目標に向かって進んでいかなければならない。主なる神の指示に従う時に最も良い結果を生む。