Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書の黙想と適用 コリントの信徒への手紙一1章1~9節

聖書の黙想と適用 コリントの信徒への手紙一1章1~9節(新共同訳 新約p.299)

(1) 挨拶(1~3節)

 イエス・キリストは、キリスト者の人生の中心であり、目的である。パウロは、「神の御心によって召されてキリスト・イエス使徒となった」(1節)者として、「コリントにある神の教会へ、すなわち、至るところでわたしたちの主イエス・キリストの名を呼び求めているすべての人と共に、キリスト・イエスによって聖なる者とされた人々、召されて聖なる者とされた人々」(2節)に向けて、この手紙を書いた。
 当時コリントは交通の要衝、貿易の中心地であり、世の富と知識に溢れていた。パウロは、3回目の宣教旅行においてエフェソで福音を伝えていた時、コリントの教会に関する知らせを聞いて、この手紙を執筆した。
 コリントの教会の人々の安否を尋ねる挨拶の中で、パウロイエス・キリストの御名を5回も記している(1~3節)。彼は、「この人たちとわたしたちの主」(2節)であるイエス・キリストにあって、コリントの教会に対する勧めと励ましを行った。イエス・キリストを主と信じ、イエス・キリストに依り頼む人は、「わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和」(3節)を受ける。

(2) 感謝(4~9節)

 パウロはコリントの教会の人々に勧告する前に、彼らが「キリスト・イエスによって神の恵みを受けたこと」(4節)について語った。コリントの教会の信徒は、「キリストに結ばれて、あらゆる言葉、あらゆる知識において、すべての点で豊かにされ」(6節)た。その上で、パウロは彼らに「わたしたちの主イエス・キリストの現れ」(7節)る時まで、責められることがない者として立ち続けるよう求めた。
 主なる神は昨日も今日も永遠に変わることなく「真実な方」(9節)である。キリスト者の信仰は、私達を「神の子、わたしたちの主イエス・キリストとの交わりに招き入れられた」(9節)主なる神への信頼にある。主なる神をいつも仰ぎ、御言葉と祈りによって交わる時、キリスト者は決して揺らぐことがない。主なる神が最後まで「しっかり支えて、わたしたちの主イエス・キリストの日に、非の打ちどころのない者にしてくださ」(8節)るからである。