Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 コリントの信徒への手紙一14章1~12節

聖書研究 コリントの信徒への手紙一14章1~12節(新共同訳 新約pp.317-318)

(1) 愛を追い求めなさい(1~5節)

 主なる神はキリスト者に賜物を下さるが、私達が賜物を求めることには原則がある。
 第一の原則は愛に基づいているということである(1節)。永遠なる神のご性質である愛は全ての賜物に先立つ。主なる神が賜物を下さるのには目的があり、私達はその用途に合わせて求めなければならない。そして、受けた賜物を愛の目的のために使わなければならない。
 第二の原則は教会の徳を高める賜物を優先するということである。「異言を語る」賜物は尊いものであるが、異言が「自分を造り上げる」(4節)ことで終わるなら、「預言する」賜物の「方がまさっている」(5節)。主なる神が賜物を下さる目的は「教会を造り上げ」(4節)ること、「人を造り上げ、励まし、慰め」(3節)ることにある。愛のために賜物を「熱心に求め」(1節)て生きていこう。

(2) 教会を造り上げるために(6~12節)

 全ての賜物は他の人に仕えることを目的としている。「笛」と「竪琴」と「ラッパ」は明らかに違った音色を持っている。各自が出すべき音色があるのに、自分の音を出さずにじっとしているのは間違いであり、自分のものではない音を出すことも間違いである(7~8節)。また、主なる神から受けた賜物をもって他の人に仕えることをしないなら、それは「空に向かって語る」(9節)のと同じである。
 キリスト者は「霊的な賜物を熱心に求め」る時、「教会を造り上げる」ためにそれを求めなければならない(12節)。パウロは、異言を最高の賜物と考えていたコリントのキリスト者に、「啓示か知識か預言か教えによって語」(6節)り、教会の徳を高めるように勧め、励ました。主なる神は、ご自分の民が互いに建て上げ合って、豊かな人生を歩むことを願われる。