Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

I. Howard Marshall Acts Commentary 15

I. Howard Marshall Acts Commentary 15
【関心・疑問】

【論文名】
注解

【著者名】
I. Howard Marshall (富田 雄治訳)

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
Acts: An Introduction and Commentary, Tyndale New Testament Commentaries; 5, Leicester: Inter-Varsity Press, 1980
(『使徒の働き』ティンデル聖書注解, 東京: いのちのことば社, 2005年)

【本文の構成】
刊行のことば
序文
執筆者による序文
略語表
参考文献
地図・紀元一世紀の東地中海(近東)
緒論
アウトライン
注解
訳者あとがき

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
A パウロバルナバ、マルコ、そしてシラス(15・36-41)

37-39 バルナバが「マルコ」を連れて行きたかったのは、きっと若者にもう一度チャンスを与えたいと願ってのことだったのだろう。彼らの親類関係も影響していたかもしれないが、ルカはこれには触れていない(コロサイ4・10)。しかし何よりもバルナバの人情豊かな性格のためであったのかもしれない。ルカは既に読者に対してこのバルナバの性格について示している(9・27)。しかしパウロは宣教活動自体を重視し、当てにならない人物を連れて行きたくはなかった。人の利益を優先するか、それとも活動全体の利益を優先するかという、よくある問題の典型的な例であり、これに対処するのに便利な処方箋などはない。ここでの場合、幸い良い解決策が取られ、パウロは自分の同行者を選び、バルナバはマルコを連れて、彼を宣教師として成長するのを助けることになった。バルナバの取った選択が正しかったことは、パウロが後にマルコの真価を認め、同労者として承認していることによって(コロサイ4・10、そして特にIIテモテ4・11。Iペテロ5・13参照)明らかにされている。残念ながら、しばらくパウロバルナバとの間にはこの問題で激しい対立関係が続いたが、ルカはこれをあえて隠そうとはしていない。ただ彼は対立のすべての理由を読者に明らかにはしていないのかもしれない。(邦訳p.310)

【コメント】