Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 イザヤ書48章12~22節

聖書研究 イザヤ書48章12~22節(新共同訳 旧約pp.1141-1142)

(1) ヤコブよ、私に耳を傾けよ(12~16節)

 主なる神はイスラエルが「新しいこと」(42章9節)について注意深く聞くことを望まれた。主なる神がイスラエルに語ろうとされる内容がどれほど重要であるかは、「聞け」という命令が3回も繰り返されていることからも知ることが出来る(12節、14節、16節)。それは天地の創造主であり(13節)、歴史の主権者である主なる神の言葉であるので(16節)、その通りに実現する。
 主なる神は、イスラエルを救うために、ペルシアの王キュロスを東方から呼び(15節)、バビロンを滅ぼす「主の御腕」として用いた。バビロンの滅亡は偶然に起こった出来事ではなく、「主の御旨」が実現したものである(14節)。そのことは主なる神がイスラエルに予め告げたという点からも明白である(14節、16節)。主なる神はイスラエルに対し、ご自分の言葉、そしてこれから行われる御業に注目することを望まれた。

(2) 私の戒めに耳を傾けるなら(17~22節)

 主なる神はご自分の民を「教えて力をもたせ」、正しい道に導く方である(17節)。だから、イスラエルが主なる神の「戒めに耳を傾け」るなら、「平和」と「恵み」と子孫の繁栄が限りなくある(18~19節)。にもかかわらず、イスラエルは主なる神の戒めに背くことによって正反対の結果をもたらした。
 それでも主なる神はイスラエルをお見捨てにならなかった。主はイスラエルに対し、エジプトを脱出した彼らの先祖のように、バビロンから出て、カナンの地に帰還するよう語られた(20節)。また、主なる神の贖いを「喜びの声をもって告げ知らせ/地の果てまで響かせ、届かせよ」(20節)と命じられた。イスラエルを救い出される主なる神は、彼らの帰還の道中に必要なものも全て満たして下さる方である(21節)。