Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

渡部『人生の手引き書』pp.130-131

渡部 昇一『人生の手引き書――壁を乗り越える思考法』扶桑社新書; 239, 東京: 扶桑社, 2017年, pp.130-131

〈引用〉
 戦中、優秀な飛行機乗りだった義兄は、戦後、鉱山技師になる道を選んだ。石炭は戦後日本の経済復興を支える要であり、鉱山技師の一回分のボーナスは、学校の先生の一年分の給料を上回るともいわれていた。まさに当時一番“ホット”な職業だったわけだ。さて、体も丈夫で頭もよかった義兄は鉱山技師の学校を難なく卒業し、一流の鉱山会社で技師として働きはじめる。しかし、そのころすでに鉱山産業は下火となっており、間もなく閉山となってしまったのだ。