Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 詩編82編1~5節

聖書黙想 詩編82編1~5節(新共同訳 旧約p.920)
「不正な裁きへの叱責」

 公正と正義は神の国の統治の礎石である。この詩は統治者と裁判官の不正を叱責する内容である。「神々」(2節)は主なる神の権威によって裁きを行う〈裁判官〉を指す。主なる神は、ご自分の代わりに裁判官を立て、彼らに主なる神の律法に従って民を裁くよう命じられた。それ故、「神に逆らう者」から賄賂を受け取って私腹を肥やし、「弱い人、貧しい人」に不正な裁きを行う裁判官は、主なる神の裁きを受ける。権威のある者が公正と正義を無視すれば、社会秩序が根底から「揺らぐ」。統治者や裁判官は、地上にあって主なる神の公正と正義を代行する者である。指導者は「正義を測り縄とし、恵みの業を分銅とする」(イザヤ書28章17節)主なる神の代理人として世を正しく裁き、「弱者」を顧みる責任がある。