Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 詩編89編20~38節

聖書研究 詩編89編20~38節(新共同訳 旧約pp.927-928)

(1) ダビデに約束された祝福(20~30節)

 神の民は、主なる神の言葉に拠り頼み、信仰によって歩まなければならない。主なる神がご自分の「慈しみに生きる人々」(20節)に約束された恵みは、余りにも大きなものである。
 主なる神は、ダビデを「民の中から選」(20節)び、彼に「聖なる油を注」(21節)がれた。主なる神は、ダビデと共におられ、彼を「固く支え」、彼に「勇気を与え」(22節)、その敵から守られた(23節)。また「真実と慈しみ」によってダビデを顧み、「高く上げ」(20節、25節)、彼を「地の諸王の中で最も高い位に就け」(28節)た。更に、主なる神は、ダビデに「とこしえの慈しみ」を約束し、彼と結んだ契約を「確かに守る」こと(29節)、「彼の子孫を永遠に支え」(30節)ることを告げられた。
 ダビデはそのような主なる神に対し「あなたはわたしの父/わたしの神、救いの岩」(27節)と告白した。主なる神とその民は契約関係によって結ばれている。イエス・キリストにあって与えられた主なる神の恵みに感謝し、主なる神と親密な関係をいつも保つようにしよう。

(2) 契約に対する義務(31~38節)

 主なる神はダビデ及びその子孫と契約を結ばれた。だが、ダビデの子孫が主なる神の「教えを捨て」(31節)、その「掟を破り」、その「戒めを守らないならば」(32節)、「彼らの背きに対しては杖を/悪に対しては疫病を罰として下す」(33節)と主なる神は警告された。
「それでもなお」、主なる神は、ダビデの子孫に対して「慈しみ」を完全に「取り去」ることはなさらない(34節)。何故なら、主なる神は「ダビデを裏切ることは決してない」(36節)と既に誓われたからである。
 主なる神は「真実」(34節)な方であり、ご自分の「唇から出た言葉を変えること」を決してなさらない(35節)。それ故、神の民は、主なる神の「慈しみ」と「真実」に対する応答として、主なる神の言葉に従って歩むべきである。主なる神は「契約」を必ず守られる(35節)。そして、契約に対する私達の責任も見逃されることはない。