Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 使徒言行録1章1~11節

聖書研究 使徒言行録1章1~11節(新共同訳 新約p.213)

(1) 約束の聖霊(1~5節)

 イエス・キリストは、「苦難を受けた後」(3節)、栄光の体で復活し、「御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された」(3節)。
 とはいえ、復活の主に従うことは決して容易ではない。実際、使徒達をはじめ、初代教会のキリスト者は幾度となく深刻な苦難に直面した。彼らが苦難に打ち勝つことが出来たのは、聖霊の助けがあったからである(5節)。それ故、イエス・キリスト使徒達に「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい」(4節)と命じられた。
 聖霊を注がれる時、私達は天からの力を受け、苦難に打ち勝ち、新しい使命を果たすことが出来る。

(2) 天に上げられたイエス・キリスト(6~11節)

 イエス・キリストは、使徒達に「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤサマリアの全土で、また地の果てに至るまで、わたしの証人となる」(8節)と約束された。
「地の果て」とは、イエス・キリストがまだ受け入れられていない場のことである。イエス・キリストを見捨てて、逃げ出した使徒達が、聖霊から力を受けて、地の果てまで行き、イエス・キリストの証人として生きるようになる。聖霊に満たされる時、私達は希望を抱いて再び立ち上がることが出来る。
 そして、イエス・キリストが「天に上げられた」時と「同じ有様で、またおいでになる」という約束は(11節)、キリスト者があらゆる分野において勝利する原動力となる。「イエスが神の子であると信じる者」は、イエス・キリストにあって「世に打ち勝つ」ことが出来る(ヨハネの手紙一5章4節)。イエス・キリストにとって余りにも強大で太刀打ち出来ない勢力など存在しないからである。
 全世界はイエス・キリストを主として、救い主として知る必要がある。世界は「地の果てに至るまで」イエス・キリストのご支配に服さなければならない。そして、イエス・キリストのご支配は私達から始まる。キリスト者は、自分の願望を満たすためではなく、イエス・キリストに仕えるために召された者である。聖霊の助けをいただき、万事においてイエス・キリスト服従し、イエス・キリストに仕えていこう。苦難の中にあっても落胆することなく、イエス・キリストの証人としての使命を果たしていこう。