Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 使徒言行録1章12~26節

聖書研究 使徒言行録1章12~26節(新共同訳 新約pp.213-214)

(1) 心を合わせて熱心に祈る(12~14節)

 使徒達は、イエス・キリストが約束された聖霊を受けるために(5節)、エルサレムに戻って来た(12節)。しかし、彼らの心の中にはまだ恐れと不安があった。そのため、使徒達は「泊まっていた家の上の部屋」に集まった(13節)。そこには使徒達だけでなく、「婦人たちやイエスの母マリア、またイエスの兄弟たち」もいた(14節)。そして、恐れと不安の中で彼らは「心を合わせて熱心に祈っ」(14節)た。
 祈りは主なる神との交わりである。主なる神の御前で自分の弱さを認め、主なる神に祈る時、主なる神は答えて下さる。そして、新しい可能性が開かれる。祈らなければ、答えもない。

(2) マティアの選出(15~26節)

 イスカリオテのユダイエス・キリスト使徒の一人であった。そのため、使徒としての「任務を割り当てられて」おり、それに相応しく歩まなければならなかった(17節)。にもかかわらず、ユダは「イエスを捕らえた者たちの手引きをし」(16節)、また悔い改める機会も逃した。結局、彼は自ら命を絶ち(18節)、その余波は余りにも大きいものであった(19節)。
 それに対し、ペトロは「兄弟たちの中に立」(15節)ち、ユダに代わって「主の復活の証人になるべき」(22節)者を選ぶことを提案した。
 イエス・キリストの弟子は、いつもイエス・キリストと共に歩み、イエス・キリストに従う人でなければならない(マルコによる福音書3章14~15節)。それ故、「ヨハネの洗礼のときから始まって」、イエス・キリストが「天に上げられた日まで、いつも一緒にいた者の中から」(22節)、ヨセフとマティアの2人を立て(23節)、くじを引いて選ぶことになった。くじによる選出は、「すべての人の心をご存じである」(24節)主なる神が、使徒の選出の過程の全てを治めておられることを示している。
 そして、「百二十人ほどの人々」(15節)が「この二人のうちのどちらをお選びになったかを、お示しください」(25節)と主なる神に祈ってからくじを引いた結果、マティアが「十一人の使徒の仲間に加えられることになった」(26節)。主なる神は教会を立てる前に働き人をお立てになる。