Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 使徒言行録2章14~21節

聖書研究 使徒言行録2章14~21節(新共同訳 新約p.215)

(1) ヨエルの預言の成就(14~18節)

 ペトロは、聖霊降臨の出来事を「エルサレムに住むすべての人たち」(14節)に説明するにあたって、ヨエルの預言を引用した(16節)。彼らが旧約聖書に親しみ、ヨエルの預言のこともよく知っていたからである。それは、聖霊降臨の出来事について「酒に酔っている」(15節)と「あざける者」(13節)に対する反論でもあった。
 ヨエルは、主なる神がご自分の霊を注がれる時、「息子と娘は預言し、若者は幻を見、老人は夢を見る」(17節)と預言した。この預言は聖霊降臨によって成就した。その結果、聖霊の働きによって誰もが霊的なことを悟り、「神の偉大な業」(11節)を人々に伝えられるようになった。

(2) 主の名を呼び求める者(19~21節)

 ヨエルは、主なる神の裁きが天から地に至るまで全宇宙的に起こることを預言した(19節)。その上で、20節には「主の偉大な輝かしい日」がいつ訪れたかを知る手がかりが記されている。「太陽は暗くなり、月は血のように赤くなる」(20節)という預言は、イエス・キリストが十字架につけられた日に起こった現象を想起させる(ルカによる福音書23章44~45節)。だから、「終わりの時」(17節)はイエス・キリストが十字架につけられた時から始まったと理解することが出来る。
 主なる神の裁きは私達に恐れを抱かせる。だが、「主の名を呼び求める者は皆、救われる」(21節)と約束されている。イエス・キリストを主と告白する者は、イエス・キリストにあって主なる神の恐ろしい裁きから除外される。イエス・キリストの恵みに感謝して、イエス・キリストの御名を宣べ伝えていこう。