Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 使徒言行録2章37~47節

聖書研究 使徒言行録2章37~47節(新共同訳 新約pp.216-217)

(1) 私達はどうしたらよいのですか(37~40節)

 ペトロの宣教を聞いて、人々は「大いに心を打たれ」、使徒達に「兄弟たち、わたしたちはどうしたらよいのですか」と尋ねた(37節)。
 それに対し、ペトロはまず「悔い改めなさい」(38節)と言った。悔い改めは、過去の過ちを悔いるだけに終わらず、この世の価値観と生き方を捨て、主なる神に全面的に従うことを決意する生き方の変化を伴う。
 その上で、悔い改めて、「イエス・キリストの名によって洗礼を受け」た人は、「罪を赦」され、「賜物として聖霊を受け」る(38節)。これは「わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられている」(39節)約束である。
 悔い改めは主なる神が備えて下さっている救いと祝福の門を開く鍵である。そして、主なる神の言葉を聞いて良心が痛み、真の悔い改めに到ることは、聖霊の働きであり、恵みである。

(2) 信者の生活(41~47節)

 ペトロが聖霊に満たされて宣教を行い、イエス・キリストを「力強く証し」(40節)した後、「三千人ほど」が悔い改めてバプテスマを受けた(41節)。こうして、エルサレムに最初の教会共同体が生まれた。そして、エルサレムの教会は、それ以後の全ての教会の源流となった。
 エルサレムの教会の「信者たち」は、第一に「使徒の教え」を守った(42節)。第二に、貧しい人のために自発的に自分の「財産や持ち物を売り」、それを皆で「共有」した(44~45節)。第三に、「毎日ひたすら心を一つにして神殿に参」ることを大切にし、「家ごとに集まってパンを裂き」、「神を賛美し」た(42節、46節)。第四に、伝道に励み、自分が受けた感激や喜びを人々に伝えた。また、「使徒たちによって多くの不思議な業としるしが行われ」(45節)た。
 最初の教会は、本質的なものを最優先にし、主なる神に集中した。そして、主なる神はそのような教会に「救われる人々を日々仲間に加え一つにされた」(47節)。