Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

William Barclay The Letters to the Corinthians

William Barclay The Letters to the Corinthians
【関心・疑問】

【論文名】
忍耐力の秘密(四・一六-一八)

【著者名】
William Barclay (柳生 直行訳)

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
The Letters to the Corinthians, The Daily Study Bible, Edinburgh: Saint Andrew Press, 1956, 2nd ed. (『コリント』聖書註解シリーズ; 9, 東京: ヨルダン社, 1970年)

【本文の構成】

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
 (一) 一生の間に人の肉体的な力は必然的にだんだんと衰えてゆくが、その魂はたえず成長していくべきものである。肉体の力を弱める苦しみが、かえって魂の筋肉を強めることもある。「年老いていよいよ美しくあらしめたまえ」というのが、詩人の祈りであった。肉体の美を奪う年月が精神の美を増し加えるのでなければならぬ。肉体的に見れば、生は死に至り墓に終る坂道を徐々に必然的に下って行くことであろう。しかし、霊的見地からすれば、それは神の臨在という絶頂に至る丘を登って行くことである。われわれは年月を恐れる必要はない。なぜならそれは、われわれを死のもとへではなく、神のもとへ運んでくれるものだからである。(邦訳p.256)

【コメント】
 バークレーによれば、キリスト者の人生は、肉体的には死に向かって衰えていくが、霊的には「神の臨在という絶頂に至る丘を登って行く」過程である。「肉体の美を奪う年月」を霊的な美しさを増していく年月とするためには、いつも「目に見えないものに目を注」(コリントの信徒への手紙二4章18節)ぎ、追い求め続けなければならない。世を越えたところに希望を置く人は、時が経つほどに期待が膨らむ。日毎に主なる神に近づいていることを知っているからである。(邦訳p.256)