Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 使徒言行録5章12~28節

聖書研究 使徒言行録5章12~28節(新共同訳 新約pp.221-222)

(1) 多くの奇跡を行う使徒達(12~16節)

 信じる人々が「心を一つにし」(4章24節)て献げた、「どうか、御手を伸ばし聖なる僕イエスの名によって、病気がいやされ、しるしと不思議な業が行われるようにしてください」(同30節)という祈りに、主なる神は応えて下さった。
 使徒達が福音を宣べ伝えた時、彼らの「手によって、多くのしるしと不思議な業とが民衆の間で行われた」(12節)。そして、「民衆は彼らを称賛し」(13節)、「多くの男女が主を信じ、その数はますます増えていった」(14節)。使徒達を通して現れたしるしと不思議な業、またエルサレムの教会における交わりは、民衆にイエス・キリストを力強く証しした。
 また、イエス・キリスト神の国を宣教された時のように、「群衆が病人や汚れた霊に悩まされている人々」を使徒達のもとに「連れて」来て、その人々は「一人残らずいや」された(16節)。イエス・キリスト使徒達に語られたように、彼らはイエス・キリストが「行う業を行い、また、もっと大きな業を行うようにな」(ヨハネによる福音書14章12節)ったのである。このような力を教会は回復しなければならない。

(2) 使徒達に対する迫害(17~28節)

「大祭司とその仲間のサドカイ派の人々」は、「ねたみに燃えて」(17節)、再び「使徒たちを捕らえて公の牢に入れた」(18節)。妬みに満ちた宗教指導者と聖霊に満ちた使徒達が対照をなしている。
 しかし、「主の天使が牢の戸を開け、彼らを外に連れ出し」(19節)た。そして、使徒達に「行って神殿の境内に立ち、この命の言葉を残らず民衆に告げなさい」(20節)と命じた。使徒達は天使の命令に従い、「夜明けごろ境内に入って」(21節)福音を伝えた。このことは、イエス・キリストが「朝早くから」「神殿の境内で教え」(ルカによる福音書21章37~38節)ておられたことを思い起こさせる。
 使徒達は再び捕らえられることが分かっていても(26節)、神殿で大胆に福音を伝え、主なる神の言葉に積極的に従う姿勢を示した。主なる神はこのような従順を私達にも期待しておられる。