Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 使徒言行録5章29~42節

聖書研究 使徒言行録5章29~42節(新共同訳 新約pp.222-223)

(1) 人に従うよりも主なる神に従う(29~32節)

 私達の周りには神の国の進展を妨害するものが沢山ある。謗る者の妨害に打ち勝つことは簡単ではない。迫害者の要求に従えば楽かも知れないが、サタンが喜ぶ。
「大祭司とその仲間のサドカイ派の人々」(17節)は、使徒達を脅し、イエス・キリストの福音がエルサレムに広がらないよう邪魔をした。聖霊の力が現れ、「エルサレム中に」(28節)福音が広がると、サタンも敵対者を焚き付け、偽りの霊で誘惑した。
 しかし、使徒達は敵対者の前でも、「わたしたちの先祖の神は、あなたがたが木につけて殺したイエスを復活させられました。神はイスラエルを悔い改めさせ、その罪を赦すために、この方を導き手とし、救い主として、御自分の右に上げられました」(30~31節)と大胆に証言した。
 誰が「この事実の証人」(32節)としての使命を果たすことが出来るだろうか。いかなる危険と妨害の中にあっても、決してこの世と妥協せず、「人間に従うよりも、神に従」(29節)う人によってである。

(2) イエス・キリストの御名のために辱めを受けたことを喜ぶ使徒達(33~42節)

 使徒達の返答を聞いたユダヤの宗教指導者は「激しく怒り、使徒たちを殺そうと考えた」(33節)。
 その時、「民衆全体から尊敬されている律法の教師で、ファリサイ派に属するガマリエルという人」(34節)が、使徒達の「計画や行動が人間から出たものなら、自滅するだろうし、神から出たものであれば、彼らを滅ぼすことはできない」だけでなく、「神に逆らう者となるかもしれない」ので、「ほうっておくがよい」と提案した(38~39節)。
 ガマリエルの提案は実に賢慮に満ちたものであった。しかし、使徒達による働きが人間から出たものなのか、主なる神から出たものなのか、見分けることは彼にも出来なかった。その知恵は聖霊が与えて下さるものだからである。
 結局、最高法院の対応は、使徒達を「鞭で打ち、イエスの名によって話してはならない」(40節)と脅すに留まった。それに対し、使徒達は「イエスの名のために辱めを受けるほどの者にされたことを喜び」(41節)、「毎日、神殿の境内や家々で」(42節)福音を伝え続けた。迫害を受けても、「メシア・イエスについて福音を告げ知らせ」(42節)た使徒達の情熱を私達も受け継ごう。