Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 使徒言行録8章14~25節

聖書研究 使徒言行録8章14~25節(新共同訳 新約p.228)

(1) サマリアにも降った聖霊(14~17節)

 サマリア人は、「主イエスの名によって洗礼を受け」たが、「聖霊はまだだれの上にも降っていなかった」(16節)。そこで、ペトロとヨハネ聖霊が降るようにサマリア人のために祈った(15節)。すると、「彼らは聖霊を受けた」(17節)。
 イエス・キリストへの信仰を告白しても、助け主なる聖霊に依然として導かれていない場合がある。聖霊が降ると、散らばっていた個人的な状態の信仰が本来の場所に落ち着き、聖霊に導かれるようになる。
 聖霊は、私達がイエス・キリストを信じる前には、私達が信仰を持てるように導いて下さる。また、私達がイエス・キリストを信じ、バプテスマを受けた後には、私達を「聖霊が宿ってくださる神殿」(コリントの信徒への手紙一6章19節)とし、私達を導いて下さる。
 聖霊が私達の内に住まわれ、導かれるならば、私達は「高い所からの力に覆われ」(ルカによる福音書24章49節)、この世に勝利することが出来る。

(2) 聖霊に対する無知の結果(18~25節)

 ペトロとヨハネが「手を置くことで」、サマリヤの人々に「“霊”が与えられるのを見」て、シモンという男がお金でその権威を買おうとした(18~19節)。彼は、フィリポから福音を聞くまで(12節)、「長い間」(11節)「魔術を使ってサマリアの人々を驚かせ」(9節)ていた。
 このようなシモンに対し、ペトロは「この金は、お前と一緒に滅びてしまうがよい。神の賜物を金で手に入れられると思っているからだ」(20節)と叱責し、「この悪事を悔い改め、主に祈れ」(22節)と悔い改めを促した。そして、「心が神の前に正しくな」(21節)く、「腹黒い者であり、悪の縄目に縛られている」(23節)シモンの霊的状態を正確に指摘した。
 ペトロから叱責を受け、シモンは恐れた。そして、ペトロに「おっしゃったことが何一つわたしの身に起こらないように、主に祈ってください」(24節)と懇願した。
 シモンは聖霊がいかなる方であるかも知らずに聖霊を求めた。彼は、自分がそれまで使ってきた魔術と同じように、聖霊を自分の思いのままに動かしたり、用いることの出来る道具のように考えていた。しかし、事実は逆で、聖霊使徒達を動かしておられた。聖霊に対して無知であると、聖霊を受けることが出来ない。