Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

Hayek, The Road to Serfdom, p.175 (西山訳『隷属への道』pp.208-209)

Bruce Caldwell (ed.), The Road to Serfdom: Text and Documents, The Collected Works of Friedrich August Hayek; v. 2, Chicago: University of Chicago Press, 2007, Definitive ed., p.175

(西山 千明訳『隷属への道』東京: 春秋社, 1992年, pp.208-209)

「言うまでもないことであるが、この特定の場合のように『自由』という言葉の意味が転倒させられたのは、長い系譜にわたるドイツの哲学者たち、なかでも社会主義のための理論家たちの多くによって、そのための理論的準備がなされてきた結果である。しかし、全体主義の宣伝活動のための道具として役立つようにその意味を逆転させられてしまったのは、決して『自由』という言葉だけではなかった。前にも見たとおり、『正義』や『法』や『権利』や『平等』といった言葉にも同様なことが発生してしまったのである。このような言葉のリストは、一般に使われている道徳上や政治学上の述語のほとんどすべてを含むほど、広汎なものとなる可能性がある」