Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

Mises, Economic Policy (村田訳『自由への決断』p.147)

Ludwig von Mises, Economic Policy: Thoughts for Today and Tomorrow, South Bend, Ind.: Regnery/Gateway, 1979
(村田 稔雄訳『自由への決断――今日と明日を思索するミーゼスの経済学』東京: 広文社, 1980年, p.147)

「何が起ったのでしょうか。何が問題だったのでしょうか。あらゆる点において、十八世紀以前で最高の文明をなしとげた帝国の崩壊を起したのは、何だったのでしょうか。その真相を申しますと、この古代文明を破壊したものは、今日われわれの文明を脅かしている危険とほとんど同一のもの――すなわち、一方では干渉主義であり、他方ではインフレーションでした。ローマ帝国の干渉主義は、それ以前のギリシャの政策を踏襲して、価格統制をやめなかった点にみられました。この価格統制はゆるやかなもので、実際には何の影響もありませんでした。というのは、数世紀にわたって、価格を市場水準以下に引き下げようとはしなかったからです」