Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 使徒言行録13章42~52節

聖書研究 使徒言行録13章42~52節(新共同訳 新約p.240)

(1) 主なる神の恵みの下に生き続ける人生(42~43節)

 パウロが伝えたイエス・キリストの福音は「多くのユダヤ人と神をあがめる改宗者」(43節)の間で大きな反響を呼び起こした。大部分の人は福音に魅了された。そのため、「次の安息日にも同じことを話してくれるようにと頼んだ」(42節)。そして、「集会が終わってからも」、多くの人がパウロバルナバの所に来て、福音をもっと聞こうとした(43節)。
 彼らは、イエス・キリストを主と告白するにはまだ到らなかったが、イエス・キリストの福音に対して心を開いた。それは主なる神の恵みによるものであった。だから、パウロバルナバは彼らに「神の恵みの下に生き続けるように勧めた」(23節)。
 主なる神の恵みの下に留まるなら、主なる神が私達を命の道に導いて下さる。キリスト者の人生は主なる神の恵みの下に生き続ける人生である。

(2) 妬むユダヤ人と喜ぶ異邦人(44~52節)

 福音に対する人々の反応は受容と拒絶に二分した。「次の安息日」にパウロバルナバが会堂に行くと、「ほとんど町中の人が主の言葉を聞こうとして集まって来た」(44節)。
 すると「ユダヤ人」は、パウロバルナバを「ひどくねたみ」、「パウロの話すことに反対し」て、「口汚くののしっ」た(45節)。更に、「神をあがめる貴婦人たちや町のおもだった人々を扇動して、パウロバルナバを迫害させ、その地方から二人を追い出した」(50節)。彼らは、妬みに心を囚われて、「神の言葉」を「拒み」、「自分自身を永遠の命を得るに値しない者にして」しまった(46節)。パウロバルナバは、かつてイエス・キリストが弟子達に教えられたように(ルカによる福音書9章5節)、「彼らに対して足の塵を払い落とし、イコニオンに行った」(51節)。
 一方、「異邦人たち」は「これを聞いて喜び、主の言葉を賛美した」。そして、主なる神が「永遠の命を得るように定められ」た「人は皆、信仰に入った」(48節)。彼らは、イエス・キリストの「弟子」となり、「喜びと聖霊に満たされ」た者となった(52節)。
 イエス・キリストの福音は「信じる者すべてに救いをもたらす神の力」(ローマの信徒への手紙1章16節)である。