Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 使徒言行録19章23~32節

聖書研究 使徒言行録19章23~32節(新共同訳 新約p.252)

【概要】

【歴史的背景】

【釈義】

【黙想】
エフェソでの騒動

 イエス・キリストを受け入れて偶像を捨てる人々がエフェソで次第に増え始めると、経済的に打撃を受ける人々が出てきた。それは偶像を造って、「利益を得」ていた「職人たち」である(24節)。
「手で造ったものなどは神ではない」(26節)と説くパウロの福音宣教によって損害を被った職人達が、「デメトリオという銀細工師」(24節)を中心に騒動を引き起こした。デメトリオは、自分達の利己心を隠し、代わりに「偉大な女神アルテミスの神殿もないがしろにされ、アジア州全体、全世界があがめるこの女神の御威光さえも失われてしまうだろう」(27節)という宗教心を前面に出して、エフェソの人々を扇動する狡猾さも見せた。
 すると、「これを聞いた人々はひどく腹を立て」(28節)、「ただならぬ騒動が起こ」(23節)った。とはいえ、扇動されて「あれやこれやとわめて立て」る「群衆」の「大多数の者は何のために集まったのかさえ」知らなかった(32節)。
 この場面は私達に、福音に敵対する人間の利己心と狡猾さ、無知と愚かさを赤裸々に見せている。

【適用】
 自分の利益のために、主なる神に仕えることを避けたり拒んではいないだろうか。主なる神への奉仕を避けるために、自分を正当化していないだろうか。

祈り
 主よ、偶像がどれだけ立派に見えても、人の手で造られたものは決して神ではありません。天地万物を造られた真の神はイエス・キリストだけであることを告白します。