Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

Strohm, Johannes Calvin (菊池訳『カルヴァン』p.140)

Strohm, Johannes Calvin (菊池訳『カルヴァン』p.140)
【関心・疑問】

【論文名】
14 宗教改革の仕事と世の中への影響

【著者名】
Christoph Strohm (菊地 純子訳)

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
Johannes Calvin: Leben und Werk des Reformators, C. H. Beck Wissen in der Beck’schen Reihe; 2469, München: C. H. Beck, 2009
(『カルヴァン――亡命者と生きた改革者』東京: 教文館, 2016年, pp.139-163)

【本文の構成】

1 「司教座教会の陰で」――子ども時代と青年時代
2 パリでの基礎過程の学び――スコラ学と教会の正統信仰
3 オルレアンとブルージュでの法律の学び――人文主義的法学への旅立ち
4 一五三二年のセネカ『寛容論』の註解書――人文主義の魅惑
5 「前触れなしの変化」――宗教改革へ向かう
6 『キリスト教綱要』(一五三六年版)――弁明と宗教改革綱領
7 「あのフランス人」――ジュネーヴでの最初の活動(一五三六-三八年)
8 「カルヴァンカルヴァンとなる」――シュトラスブルク(一五三八-四一年)
9 ジュネーヴ(一五四一-四二年)――教会規律の再編成
10 教会規律の実践をめぐる争い(一五四三-五五年)
11 教えの一致と教えの純粋さ――宗教改革の成果をめぐる闘争
12 先鋭化(一五五三-五四年)――信仰の問題に当局の権力?
13 強化と教派の形成、迫害と完成(一五五五-六四年)
14 宗教改革の仕事と世の中への影響
おわりに――力強い活動の根拠

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
 いつも決まってカルヴァンが強調してやまなかったのは、すべての神学論議の出発点であり、内容であり、判断基準は、神の言葉であるということだ。神は私たちに語られる、それに向かってすべてが合わせられるべきだ。それにふさわしく、彼自身は自分の仕事量の大部分を講壇にあっても講義の席にあっても聖書の釈義に献げた。カルヴァンの改革者または神学者としての自己理解とは、可能な限り忠実で学識のある聖書の釈義者であることだ。人文主義の訓練を受けた者にとって、このことの意味は、ただみ言葉に聞くことだけではなく、すべての提供された手段と方法によりそれを理解しようと求めることだ。聖書が書かれている原語であるギリシア語やヘブライ語の習得で始まり、聖書の修辞法を解明し、それを実りあるようにすることだ。(邦訳p.140)

【コメント】