Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 民数記26章52~65節

聖書黙想 民数記26章52~65節(新共同訳 旧約pp.260-261)

(1) カナンの地の分配の基準(52~56節)

 主なる神が定められた原則と基準は完全な公義と愛に基づいている。カナンの地の分配の問題は、一歩間違うとイスラエルの部族間に葛藤を引き起こしかねなかった。皆が納得出来るような対策がなければ、部族間に不満が募り、激しい争いに発展する恐れがあった。主なる神は、部族の「名の数に従って、嗣業の土地を分配」(53節)するように言われ、その位置はくじによって定めるよう指示された(56節)。このような公明かつ公正な指針によって、相続地の割り当ての過程で生じ得る不必要な揉め事が起こらず、主なる神の公義が滞りなく行われる。どのようなことに関しても、神の民の判断の基準は、個人的な利益や感情ではなく、主なる神が定められた原則と基準でなければならない。

(2) レビ人と荒れ野で死んだ第一世代(57~65節)

 聖書に記されている失敗は、反面教師として私達に指針を与える。モーセは、レビ人の人口調査を行いながら、「規定に反した炭火を主の御前にささげて、死を招いた」(61節)ナダブとアビフを回顧した(レビ記10章1~2節)。この出来事は、主なる神の言葉通りに行わず、自分勝手に主なる神に仕えることがいかに大きな罪であるかを示している。1回目と2回目の人口調査のリストを比べると、一致するのは、主なる神に最後まで従い通したヨシュアとカレブだけである。主なる神を侮り、主なる神に逆らった人々は皆、荒れ野で死んだ(65節、14章23節)。出エジプトの第二世代は、荒れ野で死んだ第一世代とは異ならなければならない。主なる神の言葉に最後まで従い、新しい歴史の主役とならなければならない。そうする時、約束の地を末長く味わうことが出来る。