Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 使徒言行録20章33~35節

聖書研究 使徒言行録20章33~35節(新共同訳 新約p.255)

 パウロは長老達に自分の働きと生き方を見習うように助言した。パウロは「他人の金銀や衣服をむさぼったこと」(33節)がなかった。のみならず、彼は自分「自身の生活のため」だけでなく、「共にいた人々のためにも働いた」(34節)。長老達も同様に、貪りを避け、「働いて弱い者を助ける」(35節)ことを求められた。パウロが「テント造り」をしながら宣教したことは、本書だけでなく手紙でも確認出来る(使徒言行録18章3節、テサロニケの信徒への手紙一2章9節)。

 パウロが「いつも身をもって示してき」(35節)た模範は、救われるための条件ではないけれども、実践すべき徳であった。彼はイエス・キリストの言葉を引用し、このことの大切さを強調した。「受けるより与える方が幸いである」(35節)という言葉は福音書には出てこない。しかし、「与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、ふところに入れてもらえる」(ルカによる福音書6章38節)というイエス・キリストの言葉は、このことを示している。