Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書研究 マルコによる福音書9章42~50節

聖書研究 マルコによる福音書9章42~50節(新共同訳 新約p.80)

「わたしを信じるこれらの小さな者の一人をつまずかせる者は、大きな石臼を首に懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がはるかによい」とイエス・キリストは言われる(42節)。「つまずかせる」と訳されているギリシアσκανδαλίζω [skandalizó]には「引っ掛けて倒す」「罪を犯させる」といった意味がある。これは、誘惑したり、心を傷つけて信仰を捨てさせることを表している。

 イエス・キリストはご自分を信じる者の一人一人を心にかけられる。イエス・キリストの弟子であるならば、主にある兄弟姉妹を躓かせることがないよう、自分を正しく治めなければならない。そして、そのためには罪を犯させる要因を果敢に断ち切る決断が必要である。何故なら、永遠の「命にあずかる」(43節、45節)こと、「神の国に入る」(47節)ことが最も重要だからである。

 イエス・キリストは弟子達に、「味方」(40節)同士で争うことをせず、「互いに平和に過ごしなさい」(50節)と求められた。イエス・キリストの弟子に相応しいのは、躓かせることではなく一致である。