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Norman Barry Welfare Welfare, the Welfare State and Politics

Norman Barry Welfare Welfare, the Welfare State and Politics
【関心・疑問】

【論文名】
7 福祉・福祉国家・政治

【著者名】
Norman Barry (斎藤 俊明, 法貴 良一, 高橋 和則, 川久保 文紀訳)

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
Welfare, Concepts in the Social Sciences, Buckingham: Open University Press, 1999, 2nd ed.
(『福祉――政治哲学からのアプローチ』京都: 昭和堂, 2004年, pp.144-187)

【本文の構成】
1 政治思想における福祉の観念
2 功利主義と福祉哲学の起源
3 反個人主義――最小国家から福祉国家
4 自由主義政治経済学と福祉
5 個人主義批判と福祉の倫理
6 正義・平等・福祉
7 福祉・福祉国家・政治
8 福祉――追記

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
 西欧の民主主義諸国において、福祉国家の倫理と効率性をめぐって提起された多くの疑問から推しはかるに、貧困や窮乏といった現象には、社会ないし文化の問題という側面がある。(福祉を福祉国家に解消したさいの経済的基盤の脆弱さが、福祉国家という理想が混乱をきたした決定的な要因であるとしても)それは、資源不足だけでなく、さまざまな制度的措置によっても引き起こされている。こうした措置は、社会的停滞を打破するためのものでありながら、はからずも、その永続化をささえている。すなわち、一九世紀の主張が真理だったかどうかはともかく、二〇世紀にかんしては、少なくともいくつかの事例において、福祉諸制度の複雑な仕組みが福祉問題を増殖させるという因果関係の流れが存在するといっても、まず間違いはない。(邦訳p.174)

【コメント】