Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

Norman Barry Welfare Welfare - A Postscript

Norman Barry Welfare Welfare - A Postscript
【関心・疑問】

【論文名】
8 福祉――追記

【著者名】
Norman Barry (斎藤 俊明, 法貴 良一, 高橋 和則, 川久保 文紀訳)

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
Welfare, Concepts in the Social Sciences, Buckingham: Open University Press, 1999, 2nd ed.
(『福祉――政治哲学からのアプローチ』京都: 昭和堂, 2004年, pp.188-215)

【本文の構成】
1 政治思想における福祉の観念
2 功利主義と福祉哲学の起源
3 反個人主義――最小国家から福祉国家
4 自由主義政治経済学と福祉
5 個人主義批判と福祉の倫理
6 正義・平等・福祉
7 福祉・福祉国家・政治
8 福祉――追記

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
 たいていの国家年金は、ベヴァリッジ方式の場合のように、基金の積み立てを意図して開始されており、したがって、手法としては、再分配型の福祉ではない。しかし、現在、意図の通りにはなっていない。レーガン政権のもとでのアメリカの制度改革は、「信託」基金を積み上げ、将来の世代の負担を軽減することを目指していた。しかし、現実には、年金拠出金は公共支出の原資としてもちいられ、その結果として、いまでは、年金信託の財源は、公約をまもるとすれば、いつかは償還する必要のある政府の負債によってまかなわれている。この負債の償還には、莫大な費用がかかることになるだろう。実際のところ、たいていのアメリカの若者たちは、自分たちが退職したときには、社会保障を受け取ることができない(少なくとも、親たちほどには受けとることができない)と考えている。(邦訳p.210)

【コメント】