Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

Hayek, The Road to Serfdom, pp.68-69 (西山訳『隷属への道』p.10)

Hayek, The Road to Serfdom, pp.68-69 (西山訳『隷属への道』p.10)
【関心・疑問】

【論文名】
第一章 見捨てられた道

【著者名】
Friedrich August Hayek (西山 千明訳)

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
Bruce Caldwell (ed.), The Road to Serfdom: Text and Documents, The Collected Works of Friedrich August Hayek; v. 2, Chicago: University of Chicago Press, 2007, Definitive ed., pp.65-75
(『隷属への道』ハイエク全集; 第1期別巻, 東京: 春秋社, 2008年, 新装版, pp.3-22)

【本文の構成】
第一章 見捨てられた道
第二章 偉大なユートピア
第三章 個人主義と集産主義
第四章 計画の「不可避性」
第五章 計画化と民主主義
第六章 計画化と「法の支配」
第七章 経済統制と全体主義
第八章 誰が、誰を?
第九章 保障と自由
第十章 なぜ最悪の者が指導者となるのか
第十一章 真実の終わり
第十二章 ナチズムの基礎としての社会主義
第十三章 われわれの中の全体主義
第十四章 物質的条件と道徳的理想
第十五章 国際秩序の今後の展望

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
 個人主義とは、「人間としての個人」への尊敬を意味しており、それは、一人一人の考え方や嗜好を、たとえそれが狭い範囲のものであるにせよ、その個人の領域においては至高のものと認める立場である。それはまた、人はそれぞれに与えられた天性や志向を発展させることが望ましいとする信念でもある。英語のfreedomとかlibertyという言葉は、今ではあまりにも濫用され、手垢がつきすぎてしまっているので、かつての時代にそれが意味していた理想を表現するのに用いるのは、大きなためらいを感じないわけにはいかない。おそらく、「寛容(tolerance)」という言葉だけが、ルネッサンスに隆盛を誇りながら、近年に衰退の一途をたどり、ついに全体主義国家の台頭とともに完全に消滅しかかっている、あの西欧文明の原理の完全なる意味をいまだに伝えている唯一の言葉だろう。(pp.68-69; 邦訳p.10)

【コメント】