Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

Bruce, Commentary on the Book of the Acts, p.473 (聖書図書刊行会訳『使徒行伝』pp.510-511)

Bruce, Commentary on the Book of the Acts, p.473 (聖書図書刊行会訳『使徒行伝』pp.510-511)
【関心・疑問】

【論文名】
4. カイザリヤにおけるパウロ(23:31-25:12)

【著者名】
F. F. Bruce (聖書図書刊行会訳)

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
Commentary on the Book of the Acts: The English Text, with Introduction, Exposition, and Notes, The New International Commentary on the New Testament, Grand Rapids: Eerdmans, 1980, pp.461-479
(『使徒行伝』新約聖書註解, 仙台: 聖書図書刊行会 (発売 東京: 新教出版社), 1958年, pp.498-517)

【本文の構成】
緒論
 (a) 新約聖書における使徒行伝
 (b) 使徒行伝の起源と目的
 (c) 使徒行伝の中のパウロ
第1部 教会の誕生(1:1-5:42)
 1. 40日間とその後(1:1-26)
 2. 五句節の日(2:1-47)
 3. 奇跡とその結果(3:1-4:31)
 4. いっさいの物の共有(4:32-5:11)
 5. 議会の中に立たされたすべての使徒たち(5:12-42)
第2部 迫害は拡張をもたらす(6:1-9:31)
 1. ステパノ(6:1-8:1前半)
 2. ピリポ(8:1後半-40)
 3. タルソのサウロの回心(9:1-31)
第3部 ペテロの働きと異邦人キリスト教のはじまり(9:32-12:25)
 1. 西パレスチナにおけるペテロ(9:32-43)
 2. コルネリオ物語(10:1-11:18)
 3. アンテオケ(11:19-30)
 4. ヘロデ・アグリッパ一世と教会(12:1-25)
第4部 パウロの第一伝道旅行と使徒教令(13:1-16:5)
 1. パルナパとサウロとの旅行(13:1-12)
 2. ピシデヤのアンテオケ(13:13-52)
 3. イコニオム、ルステラ、デルベ(14:1-28)
 4. エルサレム会議(15:1-29)
 5. アンテオケ、アナトリヤ等における使徒教書の受領(15:30-16:5)
第5部 エーゲ海沿岸の伝道(16:6-19:20)
 1. ピリピ(16:6-40)
 2. テサロニケからアテネへ(17:1-34)
 3. コリント(18:1-17)
 4. エペソ(18:18-19:20)
第6部 パウロのローマ訪問計画と思いがけない道筋による到着(19:21-28:31)
 1. パウロ、エペソを去り、マケドニヤ、ギリシヤに向う(19:21-20:6)
 2. エルサレムへの旅(20:7-21:16)
 3. エルサレムにおけるパウロ(21:17-23:30)
 4. カイザリヤにおけるパウロ(23:31-25:12)
 5. パウロとアグリッパ(25:12-26:32)
 6. パウロの航海と難船(27:1-44)
 7. マルタで(28:1-10)
 8. ついにローマに着く(28:11-31)

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
 25 そこで、ペリクスとドルシラは、パウロを呼び出し、キリスト教信仰の解説を聞いた。するとパウロは、キリスト教信仰が倫理的内容をもつことを明らかにし、それについて語っているうちに、ペリクスとドルシラとは、会談が不快にも個人的問題にふれて行くことを感じた。それは確かに、クラウスナー博士の言うような、「抽象論」ではなかった。 *1 それどころか、パウロの高貴な聞き手たちは、これまでに、パウロが、「正義、節制、未来の審判など」について論じた際のような、辛らつな実際的な教は、おそらく一度も聞いたことがなかったであろう。この三つの主題こそは、この夫婦が特に学ぶ必要のある事柄であった。ペリクスが不安を感じはじめ、今日はもうこれでたくさんだと言い渡したのも、怪しむに足りない。(p.473; 邦訳pp.510-511)

【コメント】

*1:「ドルシラでさえ、彼女のなかば異邦人と同化した知人の仲間に流布していたユダヤ教とは非常に縁遠いこの抽象論を、理解したとは考えにくい」(Klausner, From Jesus to Paul [Eng, tr., London, 1944], p.406). (p.473; 邦訳p.511)