Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

Kuyper, Calvinism, pp.203-204 (鈴木訳『カルヴィニズム』p.247)

Kuyper, Calvinism, pp.203-204 (鈴木訳『カルヴィニズム』p.247)
【関心・疑問】

【論文名】
第V講 カルヴィニズムと芸術

【著者名】
Abraham Kuyper (鈴木 好行訳)

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
Calvinism: Six Lectures delivered in the Theological Seminary at Princeton, Classic Reprint Series, London: Forgotten Books, 2015, pp.189-230
(『カルヴィニズム』東久留米: 聖山社, 1988年, pp.231-278)

【本文の構成】
アブラハム・カイパー小伝――一八三七~一九二〇 (ジョン・ヘンドリック)
第I講 生活原理としてのカルヴィニズム
序言
第II講 カルヴィニズムと宗教
第III講 カルヴィニズムと政治
第IV講 カルヴィニズムと科学
第V講 カルヴィニズムと芸術
第VI講 カルヴィニズムと世界の将来
あとがき (鈴木 好行)

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
 この故に、本格的芸術様式なるものが宗教を離れても発生させることが出来るという可能性は、どうしても否定されなければなりません。たとえ、そうではないとしても、カルヴィニズムに対して此の様な非宗教的傾向性を求めることは、矢張り不合理であります。すべての人間とすべての人間生活とを、神の前に引き出し立たしめることに、其の力の基を持つところのカルヴィニズムという生活運動が、神を棄てて力強い芸術の如き領域において、生活の衝動、熱情並びに霊感を求めたであろうとは絶対に考えられません。私はこれを、第二の論題としました。従って自己の建築様式を創始しなかったことは、カルヴィニズムの芸術的な貧しさであることを充分に証明しているとの厳しい非難は全く当を得ておりません。カルヴィニズムは、其の宗教的原理によってのみ全包括的芸術様式を創造することが出来るのであります。しかるに宗教的発達が余りにも高い段階に到達していったために、其の原理はカルヴィニズムが可見的感覚的様式に訴えて、宗教の表現を象徴的に行うことを禁じたのであります。(pp.203-204; 邦訳p.247)

【コメント】