Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

大木『ピューリタニズムの倫理思想』pp.222-223

大木 英夫『ピューリタニズムの倫理思想――近代化とプロテスタント倫理との関係』東京: 新教出版社, 1966年, pp.222-223

「まず第一に、ピューリタニズムの宗教的本質はカルヴィニズムによって培われており、神の主権に対する信仰がその中核にあり、そしてその神の意志は聖書において明白に示されているという確信がある。神の主権の信仰は、神の摂理的支配が人間および世界の全体に及ぶものであり、その支配のもとには治外法権的な場所は残されていないと確信する。ピューリタンは、この神の支配を信仰をもって告白すると同時に、その告白を具体的生における服従をもって実行することを求めるのである。この神の意志は聖書において啓示されており、人間が何をなすべきかは聖書によって規定され導かれねばならない。なぜなら、善とは神の意志に対する服従以外の何ものでもないからである。この倫理的徹底性は、人間の日常生活のすべてを神の意志に従って改革し形成していくことを要求する。この要求は、倫理学的にいえばカズイストリの要求なのである」