Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

森本『反知性主義』p.92

森本 あんり『反知性主義――アメリカが生んだ「熱病」の正体』新潮選書, 東京: 新潮社, 2015年, p.92

〈構成〉
第一章 ハーバード大学 反知性主義の前提
第二章 信仰復興運動 反知性主義の原点
第三章 反知性主義を育む平等の理念
第四章 アメリカ的な自然と知性の融合
第五章 反知性主義と大衆リバイバリズム
第六章 反知性主義のもう一つのエンジン
第七章 「ハーバード主義」をぶっとばせ

〈引用〉
信仰復興と「アメリカ」の成立

 信仰復興は、独立革命の三〇年ほど前に起きた出来事である。それは、各人が自分の内面を見つめ、自分に信仰があるかどうかを吟味することを求める。そして、ひとたび確信をもつことができれば、地上のいかなる権威を怖れることもなく、大胆に挑戦したり反逆したりする精神を準備する。このような自主独立の精神が、個の自覚と平等の意識を培い、結果的にアメリカ社会を独立革命へと導き、その後の民主主義の発展を促したことは、容易に想像できるだろう。