Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

Kuyper, Calvinism, p.141 (鈴木訳『カルヴィニズム』p.177)

Abraham Kuyper, Calvinism: Six Lectures delivered in the Theological Seminary at Princeton, Classic Reprint Series, London: Forgotten Books, 2015, p.141
(鈴木 好行訳『カルヴィニズム』東久留米: 聖山社, 1988年, p.177)

「我々の先人達が言論の自由と礼拝の自由とのために、激しく闘ったにもかかわらずこの良心の自由より来る結論を理論的に強固にし得なかったことは、残念ながら私は認めざるを得ません。また彼等が好まない文書の伝播防止のために、処罰と発行禁止とによって必死の努力をなしたこともよく知っています。しかしなおこの様な事は、言論と出版とによる自由な思想の表現が、カルヴィニズムの徹底したオランダにおいて最初の勝利を得た、という事実を廃棄するものではありません。しかも、他のところでは困難を経験した人達も、カルヴィニズム諸国において初めて思想の自由・出版の自由を身をもって体験したのです。この様に、良心の自由のうちに秘められていたものの論理的発展は、良心の自由そのものの実現とともに、まずカルヴィニズムから出て全世界に祝福を及ぼすに至ったのであります」