Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

de Greef, Johannes Calvijn (菊池訳『ジャン・カルヴァン』p.128)

Wulfert de Greef, Johannes Calvijn: Zijn werk en geschriften, Kampen: Uitgeverij Kok, 2006, 2nd ed.
(菊地 信光訳『ジャン・カルヴァン――その働きと著作』札幌: 一麦出版社, 2017年, p.128)

k ヨハネによる福音書の註解書

「1553年1月1日、カルヴァンヨハネ福音書の註解書への序言を書いている。この註解書のラテン語版はそのフランス語の翻訳と同じく1553年にジュネーヴで出版された。カルヴァンはこの註解書をジュネーヴの市長と市参事会に献呈した(CO47: IV-VIを参照のこと)。献辞の中で、彼はジュネーヴを他の場所から追放されたキリスト者のための避難所として示している。これは、外国人を受け入れることをご自身に対しておこなわれた奉仕と見なしているキリストの言明に照らして重要な行為である。混乱のただなかで市参事会によりキリストの福音が告知され、その民が住むことができる都市を護り近くにおられることを知るようにと。カルヴァンはまた、自分の死後も市参事会と民衆が自分の文書から益を受けるように、という希望をも述べている。もしジュネーヴから発して、他の国民に広まった教えが、そのはるかかなたよりこの都市自身で実を結ばないなら不幸なことであろうと。カルヴァンは1月5日に上述の註解書を一冊、市参事会に手渡した」