Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

内村鑑三信仰著作全集 22, p.83

内村 鑑三「勇者たれ」山本泰次郎編『内村鑑三信仰著作全集』22, 東京: 教文館, 1963年, p.83

「何はともあれ勇者たれ。否と言わざるべからざる場合には否と言うべし。しかりと言わざるべからざる場合には、しかりと言うべし。人の顔を恐るるなかれ。人は神より強かるあたわず。彼らがもしなんじを圧(お)しつぶすならば、神は彼らを圧しつぶしたもうであろう。最も強き人といえども、すみやかに消えて跡なき影たるにすぎず。なんじが人を恐るるは、幽霊を恐るるのである。ゆえに、人を恐れて、その前に明白なる真理を語るあたわざる者は、まぎれもなき臆病者である。ことに異教徒と不信者との前にイエス・キリストを認(いいあら)わすことを恐るるなかれ。ひっきょうするにイエスは最後の勝利者である。そして彼の敵は、よしそれが学者または政治家または金権者であるにせよ、『エホバの起(た)ちて地を震い動かしたもう時には、岩の裂け目に隠るる、もぐらもち、または、こうもり』(イザヤ書二・二一)の類なることを忘るるなかれ」