Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 マルコによる福音書12章32~34節

聖書黙想 マルコによる福音書12章32~34節(新共同訳 新約p.87)
神の国から遠くない」

 主なる神が願われることは大袈裟な宗教行為ではない。律法学者は、イエス・キリストの言葉に全面的に同意し、主なる神と隣人を愛することは「どんな焼き尽くす献げ物やいけにえよりも優れてい」ると告白した。それに対し、イエス・キリストはこの律法学者に「あなたは、神の国から遠くない」と言われた。前に出てきた金持ちの男は、律法を「子供の時から守って」きたが、「欠けているものが一つ」あったため、イエス・キリストのもとを「悲しみながら立ち去った」。即ち、彼は全財産を隣人に分け与えることが出来なかった(10章17~22節)。ただ一つの欠けた部分がイエス・キリストに従う上で決定的な障害となったのである。この律法学者も神の国から遠くはなかったが、神の国にまだ入ってはいなかった。神の国に入るには、主なる神への愛と隣人への愛を完成されたイエス・キリストを心にお迎えしなければならない。最も重要な掟を知るだけでなく、心から実践する人が、神の国の民である。