Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

住田『カルヴァン政治思想の形成と展開』pp.57-58

住田 博子『カルヴァン政治思想の形成と展開――自由の共同体から抵抗権へ』東京: 新教出版社, 2018年, pp.57-58

「しかし後世の評価に反して、カルヴァン及びカルヴィニストたちにとって予定説は不安をもたらすどころか、むしろ信仰者に永遠の生命を確実に保証するものであった。自分が救済のために要求される水準で律法を満たしたと考えるのは、人間にとって困難なことである。一方、自分の無能力を認め絶対者である神に信頼するしか救済への道がないのであれば、神に信頼を置くことは可能である。そして彼らは自分たちが『信仰においてキリストを持つ者』であることを疑わないのである」