Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

村川『ウェストミンスター信仰告白研究』pp.76-77

村川 満『ウェストミンスター信仰告白研究――アウグスティヌスカルヴァンを神学的源流として』神戸: 神戸改革派神学校カルヴァンとカルヴィニズム研究所(発売 札幌: 一麦出版社), 2008年, pp.76-77

「もちろん、信仰が人間のうちに何ら根拠を持たず、われわれのためになされたキリストの贖いの御わざに基づき、そこに現れている神のいつくしみについての啓示である御言葉を受け入れるところに成立する以上、信仰において認識がまず強調される。しかし、その認識が『精神』における単に客観的あるいは一般的認識にとどまっている限り、十分な意味での信仰は存在しない。神のいつくしみが外ならぬこの自分に向けられ、神の愛がこの自分に注がれているということが『こころ』に確信させられ、神への愛と献身が生じたときにはじめて本当の信仰が成立するのである。この点についてカルヴァンは次のように言っている」