Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

渡辺『カルヴァンの教会論』p.112

渡辺 信夫『カルヴァンの教会論』東京: 改革社, 1976年, p.112

「もう一方において、カルヴァンは信仰の発端と全行程が、ただ神の働きにのみ帰せられることを強調する。ミニステリウムが御霊と結びつくことは上述の通りであるが、御霊を内包することによって、ミニステリウムが自己完結的になるようなことはありえない。パウロのことばを借りれば、『私に賜わった恵みはむだにならず、むしろ私は使徒たちの中の誰よりもよく働いた。しかしそれは私自身でなく、私とともにあった神の恵みである』(Iコリント一五・一〇)。ミニステリウムは空しくならないとの約束のもとにあるが、それはミニステリウムそのものに能力や超能力があるという意味ではない。ミニステリウムそのものは空しい器であり、ただ、この器を通じて神の言葉の力が作用し、成就する」