Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 列王記上21章8~16節

聖書黙想 列王記上21章8~16節(新共同訳 旧約pp.570-571)
「イゼベルの陰謀とナボトの死」

 指導者の権力は、共同体に仕えたり、弱者を保護したりするために主なる神から与えられた賜物である。ところが、王妃イゼベルは、民が主なる神の律法を守るために王の願いを退けるなど、決してあってはならないことであると考えた。そこで「断食を布告し」、「ならず者」に偽証をさせてナボトを殺した。「ならず者」は、ナボトが「神と王とを呪」い、主なる神の律法に背いたという事実を捏造して(出エジプト記22章28節)、ナボトを告発した。そして、「人々は彼を町の外に引き出し、石で打ち殺した」。しかし、貪欲の故に殺人、盗み、偽証を犯し、主なる神の律法に背いたのは、寧ろイゼベルの方である。アハブ王は「ナボトが死んだと聞くと、直ちに」彼の「ぶどう畑を自分のものに」するために「下って行った」。自分の欲を満たそうとしてあくせくする指導者は、結局は長く続かない。