Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

聖書黙想 歴代誌上21章1~6節

聖書黙想 歴代誌上21章1~6節(新共同訳 旧約pp.656-657)
ダビデの人口調査」

 全てが主なる神の恵みであるにもかかわらず、自分の力を誇ることは、高慢な態度である。ダビデは治世の晩年に人口調査を命じた。歴代誌の著者は「サタンがイスラエルに対して立ち、イスラエルの人口を数えるようにダビデを誘った」と記し、サムエル記の著者は「主は、『イスラエルとユダの人口を数えよ』とダビデを誘われた」(サムエル記下24章1節)と記している。そのため、この出来事は、主なる神の主権的な許しの中で、サタンが高慢になったダビデを誘い込み、罪を犯すように導いたと見ることが出来る。「サタン」は「敵対者」を意味し、「誘った」は「扇動する」「誘惑する」という意味である。人口調査が罪であるのは、「剣を取りうる男子」、即ち兵力を数えてダビデ王朝の力を誇ろうとしたためである。ダビデが戦いで勝利を重ね、彼の王権が堅く立てられたのは、全て主なる神の主権的な恵みによる。主なる神の恵みを忘れて自分の功績を誇る時、恵みは懲らしめに変わる。