Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

小原『宗教のポリティクス』pp.61-62

小原『宗教のポリティクス』pp.61-62
【関心・疑問】

【論文名】
第二章 近代日本における政教分離の形成

【著者名】
小原 克博

【書名・(巻・号)・出版社・出版年・(版)】
『宗教のポリティクス――日本社会と一神教世界の邂逅』京都: 晃洋書房, 2010年

【本文の構成】
はじめに――日本史と世界史の近代的接点
日本の政教関係
前提としての西洋
キリスト教」および「文明」理解の変容
政教分離の前史――復古と維新
政教分離の前衛――島地黙雷
帝国憲法教育勅語
総括

【内容の要約(ページ数)】

【引用したい文章(ページ数)】
 欧米における「信教の自由」は、各宗教団体に無制限の自由を与えるものではなく、一定の制限を伴っている。だからこそ、今日もなお、その制限の範囲をめぐって、すなわち、政教分離の適用範囲をめぐって訴訟が起こされるのである。フランスやトルコにおけるムスリム女性のスカーフ着用問題や、アメリカの公立学校における進化論論争などを、その事例としてあげることができるであろう。古今東西政教分離を原則としているどの国においても、揺らぎのない政教分離の線引きが存在したことはなく、むしろ、個々の事例と向き合う中で政教分離の境界設定がなされてきている。(pp.61-62)

【コメント】