Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

藤田『カルト宗教事件の深層』pp.6-7

藤田 庄市『カルト宗教事件の深層――「スピリチュアル・アビューズ」の論理』東京: 春秋社, 2017年, pp.6-7

「こうしてカルトは徐々にあるいは一気に精神を呪縛し、メンバーに引き入れる。カルト信者を行動に駆りたてるのは恐怖感、圧迫感などだ。使命感も宗教的切迫感に裏打ちされる。だが恐怖感などをもたらす地獄や霊などの宗教言説の客観的検証は不可能であり、さらに信仰をやめることは罪悪であるからいっそうの罰を受けることになり、自ら離脱することは困難となる。だから彼らは他から見ると異様な行動をし、場合によっては犯罪も犯してしまう。結果、カルトは信者を精神的肉体的及び財産的にさまざまな形で収奪する。さらに、教団や集団の枠を超えて社会に累を及ぼすのである」