Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

藤本『アメリカの公共宗教』p.175

藤本 龍児『アメリカの公共宗教――多元社会における精神性』東京: NTT出版, 2009年, p.175

「両者の相違点としては第二に、宗教にたいする姿勢が挙げられる。宗教右派は、聖書に誤りはないと考えて、そこから世界観を描き、それを具体的な主張の論拠にしていく。それに対してネオコンは、宗教が共同性を支える道徳的基盤の中核であると考えているが、それは篤い信仰心によるものではない。ネオコンはあくまで、宗教が社会の安定性に必要であるという見方(instrumental view of religion)をもっているにすぎないのである。これは、すでにみたように、宗教右派が草の根の人々によって構成されているのに対して、ネオコンがエリート集団である、という両者の構成員や支持層の違いに由来すると考えられる」