Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

Klooster, Calvin’s Doctrine of Predestination (金田訳『カルヴァンの予定論』p.77)

Fred H. Klooster, Calvin’s Doctrine of Predestination, Grand Rapids, Michigan: Baker Book House, 1977, 2nd ed.
(金田 幸男訳『カルヴァンの予定論』竹原: 聖恵授産所出版部, 1984年, p.77)

「二重予定論が不人気であることをカルヴァンほどよく知っていた人は、おそらくいないだろう。『さて、人間の知性は、二重予定のことを聞くと、横柄さを抑えることができなくなり、進軍ラッパの音に立ち向かうように、むちゃくちゃに、全くの混乱の中に、突進していく。』カルヴァンは、救いに至る選びを肯定するが、遺棄を拒否する人々のことを念頭に置いていた。カルヴァンの友人のある者たち、何人かの同僚の改革者も、予定論の基調を和らげるように勧めた。『全く、神からの非難を避けようとするように、多くの人々は、選びの教理を受け入れる』ことを認めるが、『しかし、選び自体、遺棄を無視するなら、立つことができないのであるから、彼らが、救いに至る選びの教理だけ受け入れるのは、無知で、幼稚なのである』とつけ加えられる」