Five Solas

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

渡辺『科学者とキリスト教』p.153

渡辺 正雄『科学者とキリスト教――ガリレイから現代まで』ブルーバックス; B-686, 東京: 講談社, 1987年, p.153

〈引用〉
 さてマートンは、ウェーバーのこういう研究その他に刺激されて、プロテスタンティズムと近代科学の関係を研究したのであるが、彼はまず、当時のイギリスにおいて科学研究を行なった人々を包括的に拾い上げて、それらの人々の宗教的立場を調べたところ、プロテスタントがきわめて多いことが明らかになった。つまり、当時のイギリスの人口のなかでプロテスタントが占める割合と比較してみると、科学研究を行なった人々のなかでプロテスタントが占める割合は、それよりもずっと多かったのである。こういうデータと、当時の科学教育に及ぼしたプロテスタンティズムの積極的な役割についての調査データなどから、彼は次のような説を立てた。