Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

エルドリッヂ『オキナワ論』pp.69-70

ロバート・D・エルドリッヂ『オキナワ論――在沖縄海兵隊元幹部の告白』新潮新書; 651, 東京: 新潮社, 2016年, pp.69-70

〈構成〉
「沖縄問題」という病――序に代えて
第一章 国立大学から海兵隊
第二章 米軍基地再編の失敗と政権交代
第三章 トモダチ作戦と防災協力の展開
第四章 沖縄のメディアと活動家との闘い
第五章 沖縄問題の解決へ向けて

〈引用〉
 一九五一年に締結された最初の日米安全保障条約では、アメリカは日本に対する防衛義務を明記しませんでした。日本がアメリカを防衛することができない以上、曖昧にしていたのです。当時の日本政府はアメリカの日本への防衛義務の明記を望み、マッカーサー大使(元帥の甥にあたる)がダレス国務長官アイゼンハワー大統領を説得したものの、議会の了承を得る必要があった。そして一九六〇年の改定では、やはり防衛義務の問題が浮上しました。結局、日本にある米軍基地が攻撃された場合に、それを共同で防衛すれば相互防衛の義務がかろうじて認められるという解釈になりました。