Five Solas Ministry

主なる神の言葉である聖書を、あらゆる事柄に関する最高権威、人生における規範とし、イエス・キリストを主とする神の国(支配)の拡大と完成を願っています。

住田『カルヴァン政治思想の形成と展開』pp.168-169

住田 博子『カルヴァン政治思想の形成と展開――自由の共同体から抵抗権へ』東京: 新教出版社, 2018年, pp.168-169

〈引用〉
 長老会は裁判所ではなく、刑事罰を課す権限もなかった。彼らが有したのは、ただ逸脱者を聖餐から排除する権限のみであった。しかし、他の宗教改革都市では世俗権力に握られることの多い聖餐停止権が長老会の掌中にあったことは重要である。本書第1章でも触れたように、聖餐停止権の所在は、しばしばジュネーヴ市議会とジュネーヴ教会の対立点となった。